お久しぶりです。
なんとか広島で社会人生活を送れそうな らいな でございます。
いつの間にか大学4回生となってしまいました。社会人がすぐそこに…
今回、下書きに長らく(1年半以上)放置していた記事をこちらに……
モビリーデイズもくそもない、ほんまにいつの話やねんって感じですが、せっかくなので投稿しておこうと思います。
2023年末に途中まで書いたものをほとんどそのままです。こんなこともあったなぁって思いながら書き足してます。
~本編~
(2023年)9月のハジメ、私は初めてバス貸切会の主催になりました。今回はダブル主催の一人です。
今回貸切らせていただいたのはこちら
ボンバスの顔でネコと並んで最大勢力であったRJも、今年(2023年)の春に80025,26が落ち、この一台のみとなっていました。2003年式と、私たちと同い年のこの車両、最後に貸し切ろうということで今回に至ります。
9月3日早朝、広島駅に小さな緑色のバスが迷い込む…
ってあれ?なんかめっちゃきれいじゃね?しかも幕がなんか…
なんと!ご厚意で丁寧な洗車と特製の幕を作っていただきました!草ありがとうございます
ドライバーさんも大はしゃぎでは…?
そんな齢20を感じさせない新車同然ピカピカのバスに乗り込んで最初の目的地、矢野ニュータウンへ。ルートは広島高速2号→仁保JCT→海田大橋と、ハナからアクセル全開です。こちらも高齢を感じさせない軽快な走り。すごくいい。
ボンバスとこの風景、どこか親和性が…
このまま神山峠を己斐峠みたい!wと言いながら呉方面へ抜けます。
呉市内でもフォトランを
てつのくじら、でかくね??というか違和感すごいしクッソかっこいい。最高。
この調子で語彙力ふっとばしながらバスに乗り、記事を書きます。RJ大好きなんだもん…
そんなわけで音戸の瀬戸にきました。
ごはんの時間まで撮影会です。
この日は暑かったので…少しでも涼しく…?
というかほんまに車体キレイでおもろい
撮影会もほどほどに、後ろの第一音戸大橋を渡り(景色はいいしバスはぐるぐる降りるしで不思議な体験)、お食事処 "かつら亭" 様に。こちらでお昼ご飯にします。
懐石料理に舌鼓をうち、ゆっくりしたのちに、次の目的地、倉橋島は藤の脇の漁港へ。港町というのでしょうか、ゆったりとした雰囲気です。ちょくちょく行くことがあった似島を思い出しますねぇ…
こちらでもちょろっとフォトランを
青い海と青い空をバックにボンバスを
いつもは真緑な山の中を駆け抜けるボンバスとはとても対照的で興奮モノです。
さてさて、後ろの時間もあるので先を急ぎます。
このまま北に向かい、ドライバーさんの小話等を聴きながら江田島を走り抜け、切串港のフェリーの目の前へ……ん?
そうです。このボンバスは海沿いを走るだけに飽き足らず、船にのっけて海を渡ります。
何度見てもすごい光景で何度も見返しますわ…
干潮時刻的にも行けるだろうとの判断でしたが、それでもすごい
バスを留め置き、我々はフェリーの客席に移り、海をつっきて宇品へ向かいます。
ゆったり出港したフェリーは潮風を感じますが、それはそうとして私は乗り物に強いわけではないのでおとなしくします。
フェリーにのっけたということは、降ろす必要もあるということ。
宇品の桟橋に到着し、バスに戻り船を降りますが…視線がすごい!
そらなんで江田島から来たフェリーからボンバス降りてくんねんって感じです。
宇品からは高速3号で商工センター、草沼道路をぶん回して五月が丘交差点へ。一気に見慣れた景色になります。
交差点からはまたまたぶん回して五月が丘車庫へ。もともとは広電と共用の五月車庫ですが、そらのに車庫ができたので、広電はそちらに移動。今はボンバスのみの車庫になっています。(私からしたらこないだのお話なんですが、全然こないだどころじゃない昔の話で驚きが隠せません。)
元々は大型車も止まる車庫ですので、それなりにスペースがあるようで、80025,26も最期はこちらにたたずんでいました。
そんな五月車庫ではバス撮影会を。方向幕を中心に好き放題写真を撮ったり、放送を収録したりしました。(私はここでむかーしの声が違う放送が効きたかったのですが、今は残ってないようです。残念。西広島のメロディがフルで聞けたので圧倒的優勝ですが)
そんな撮影会の中から一部を…
11-7五月が丘は残ってないです😿
ちょうど見やすいのでここで書き足すんですが、この80030、運転席だけシートモケットが赤色です。そのほかのモケットはよく見る青色ですが…
この赤色のモケットは、80025-80027の世代のモケットで、私が灰色モケットの次に好きなモケットです。廃車の車両から移植したのでしょう。おじさんうれしい
特にクリスマスバスの80025にはぴったりのモケットでしたねぇ…
思い出つながりに、こちらもボンバス唯一となるレインボーHR、80044号車が。
小学生のころ週2で己斐峠を越えていたころ、80030と一緒によくお世話になりました。
やっぱりHRはかっこいいですねぇ…少しずつ順番が近づいてくる、もっと乗りたい一台です。
思い出にふけ、涙ぐむのもほどほどに、参加者で集合写真を撮り最後の目的地へ。
最後はボンバスらしく、己斐峠、それも旧道で写真を。
たくさん見れた、ボンバスを代表するような景色ですが、見れないものに
ボンバスを愛するものとして、絶対に外せないポイントでした。
やっぱり緑の車体には緑、峠道が映えます。とってもかっこいい…
バスはこのまま、走りなれた峠道を下り…きらず、己斐団地・大迫団地と経由して竜王公園、三篠まわりで横川駅へ。この100kmを超える旅の終着点です。
この貸切会のドライバーさんは、私が幼稚園の頃からずーーーーっとお世話になってきたドライバーさん。私がバスドライバーになりたいなってずっと思っていたその目標のドライバーさんです(なお新卒はバスドライバーじゃないです。直前まで悩んでいたんですけどね)。今回の貸切においても、方向幕を作っていただいたり、ぴっかぴかにしていただいたり…とてもよくして頂きました。(ドライバーさんご本人もバス好きですし、楽しんでいただけたならなって、おもいます)
改めて、ドライバー様含め関係者様、そして私のやりたいことを実現するよう動いてくれたもう一人の主催者様、楽しませていただいた参加者の皆様、本当に、本当にありがとうございました。
この80030は2024年には廃車となり、車種が減っていくボンバスですが(かと思ったら2扉ポンチョが来た)、やっぱり大好きなバス会社です。私が広島に帰りたい(就職したい)と思う、大きな一つの理由です。西広島再開発やアストラムライン延伸等、どんどん変わりゆく己斐の街ですが、街と共に緑と白の車体が長く残ってほしいなぁって思います。
長々とありがとうございました。
また車両表も更新しないとなぁ…